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認定ピッコロヴァイオリン製作者

2013年10月12日 (土)

ピッコロヴァイオリン研究会認定のピッコロヴァイオリン製作者#1:菅沼利夫氏

Img_5494ピッコロヴァイオリン研究会、認定のピッコロヴァイオリン製作者、菅沼利夫さんをご紹介いたします。

菅沼さんが、日本でハッチンスのピッコロヴァイオリンを最初に製作した弦楽器製作者です。

カーリン・ハッチンスの歴史的論文 「サイエンティフィック アメリカン」誌に掲載された"Phisics of Vilolin"1962年を始め、同誌、1981年の"Acoustics of Violin"などを研究し、「モード チューニング」を学びました。

平行して、ハッチンス博士と並ぶジャックフライ博士の表板裏板の非対称調整理論にも影響を受けたそうです。

最初のハッチンスの論文を読んでから、現在のNew Violin Family  Association , Inc の前身である、Cat Gat Societyの論文やViloin Society of Americaの会報などを収集し、製作の知識を蓄えてきました。

1vsjkその後、日本にピッコロヴァイオリン研究会があるのを知り、2011年、ピッコロヴァイオリンソリストの第一人者、グレゴリー・セドフのジャパンツアーの演奏会で、演奏を聴き、さらにセドフと直接会って話をする中で、ピッコロヴァオリン製作を決断してくれました。「ピッコロヴァイオリンが1台しかないので教えることができない。」というセドフの言葉がきっかけになったそうです

同年秋、菅沼さんは、オーケストラで来日したセドフの元へ、製作したピッコロヴァイオリンを2本持参し、試奏してもらい、「very good !」との感想を得、さらに製作を進めました。

翌年2012年6月のセドフのジャパンツアーまでに4丁を製作し、そのうちの1丁をせドフが各演奏会で1曲を演奏し、菅沼さん作のピッコロヴァイオリンをお披露目しました。

2012年のツアー最後の演奏会となったロシア大使館で、菅沼さんから、セドフにピッコロヴァイオリン1丁が寄贈され、贈呈式が行われました。

そして、2012年、秋より、念願のレッスンが、サンクトペテルブルグ国立音楽院で始まりました。その最初の記念すべき生徒となったセミオン・ザッハーリャエブが、2013年、セドフとともに来日し、日本でコンサートデビューしました。

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また、他のピッコロヴァイオリンを用いて、日本での演奏家育成プログラムが開始され、小平直美さんと古館由佳子さんが参加されました。

このように、楽器が製作されることにより、次の演奏家が生まれるという循環が始まりました。

また、菅沼さんのピッコロヴァイオリンを見て、他の弦楽器製作者もピッコロヴァイオリン製作に挑戦してくれていますし、菅沼さんも更に研究改良したピッコロヴァイオリンを構想してくれています。

是非、菅沼さんのピッコロヴァイオリンを試奏していただき、この楽器の演奏家が次々に育ってくれることを願っています。